成長企業が重視するハイブリッドクラウド活用の4つの戦略とは?

 新型コロナによる混乱は企業に大きな混乱をもたらした。しかし、このような状況下でも大きく成長できた企業は存在する。成長できた企業とそうでない企業との差は何なのだろうか。富士通の最新の調査によると、その成功のカギが、ビジネス競争力を高める「ハイブリッドクラウド戦略」にあることがわかった。「ハイブリッドクラウド」とはプライベートクラウド、パブリッククラウド、オンプレミスを組み合わせたものだ。業務やシステム要件に応じたプラットフォームを構築するもので、予測不能な時代に適したITインフラといえる。

 こうした柔軟なアプローチは、確実に企業の競争力を高める。クラウド上のリソースをビジネス需要に応じて拡張・縮小したり、人工知能(AI)に強いクラウドで目的に特化したアプリを開発したり、顧客データを自社のオンサイトで厳重に保管したりするなど、適切な使い分けができるからだ。

 本資料は、世界14カ国・300人の経営幹部を対象に行ったハイブリッドクラウド戦略に関する調査レポートである。コロナ禍でも成長を続ける企業群を「ハイブリッドクラウド戦略で成功するには4つの柱すべてを考慮すべきだ」と結論づけている。

続きは以下より無料でお読みいただけます

「成長企業が重視するハイブリッドクラウド活用の4つの戦略とは? ~ Hybrid ITグローバル調査レポート ~」

目次

  • ハイブリッドクラウド戦略は機能しているか?
  • ハイブリッドクラウド・リーダーとは?
  • 調査の概要
  • ハイブリッドリーダーの4つの特徴(第1~第4の柱)
  • 先行するハイブリッドクラウド・リーダー
  • ハイブリッドクラウド・リーダーに追いつくには

関連する他の特集記事

null
Fujitsu is a Visionary in Gartner® Magic Quadrant™ for Data Center Outsourcing and Hybrid Infrastructure Managed Services, Worldwide
富士通は、Gartner, Inc.が2023年6月27日に発刊した調査レポート「2023 Magic Quadrant for Data Center Outsourcing and Hybrid Infrastructure Managed Services, Worldwide(DCO/HIMS)」において、ビジョナリーの1社として評価されました。本ページよりレポートページの閲覧が可能です。
世界最高峰のスーパーコンピュータ、民間利用広がる
スーパーコンピュータ「富岳」や「京」などのHPCを利用する企業が増えてきています。クラウドサービスやCaaSによるHPCの活用について、川崎重工と富士通のキーマンによる対談をレポートします。
大企業から中小まで手軽に使える「富岳」の技術
スーパーコンピュータをクラウドサービスで利用できる「CaaS」により、大企業から中小企業まで最先端のHPCを最大限に活用することができます。富士通は、容易かつスピーディに「富岳」と同じアーキテクチャーを利用できる「Fujitsu クラウドサービス HPC」を提供します。
オンプレの長所を取り入れ、スモールスタートが可能に
企業がクラウド導入を進める上で課題となるのが、データ保護やコンプライアンスの問題であり、どうしてもサーバをオンプレミス環境に置かざるを得ない事例が多い。しかし、オンプレミスとの併用は様々なコストが発生する。そこでその手間を減らす方法が「オンプレミスクラウド」だ。オンプレミスクラウドとはなにか。具体的な適応例をご紹介する。
名物CIOとの議論で見えてきた勘所
企業のDX推進には、成功事例を手本に「経営層のビジョン」、「IT部門や事業部門などの組織運営と戦略」、「人材育成」をフレームワークを参考にしつつ策定することが重要である。単なるデジタル化でなく、真のビジネス変革のヒントとは?元日清食品ホールディングスのCIO喜多羅氏と富士通のDX推進活動の責任者を務める伊井が語り合った。
社会変化に対応する実践方法と3つのポイント
ゼロトラストとは、文字通り「何も信頼しない」ことを前提にしたセキュリティの考え方である。従来は、企業内のネットワークと外部ネットワークとの間に境界を設け、外部からの攻撃に境界で備えるという考え方が主流だった。現在では、企業内のネットワークからも攻撃を受けることがあり得るというゼロトラストを前提としたセキュリティ対策が広まってきている。ゼロトラスト実践における重要な3つのポイントをご紹介する。
~ビジネスリーダーに今求められること~
「DXを生かしきる戦略と組織・プラットフォームとは?ビジネスリーダーに今求められること」講演録。DX事例として、鹿島建設様のDXの取り組みや、DXを推進するリーダーやCIO経験者によるパネルディスカッションを開催。DXで企業変革に挑むリーダーの生の声や、実践に基づく豊富な知見から日本企業における現在の課題と解決策について、多角的な考察が行われた。
ニューノーマル時代を勝ち抜くための、デジタルインフラの3要件とは
DXを加速させるために求められるデジタルインフラとは。コロナ禍で事業を継続・発展させるためには、システムにどのような要件が求められるのかについて、2人のアナリスト対談から探ります。