AI (人工知能)
AIは発見に革命を起こす新しいエンジンです
迅速な医薬品開発から不正検知、サステナブルなビジネスまで、富士通のAIは最適な技術基盤を提供します
人工知能(AI)は人間の能力をさらに高め、新たな発見や革命を起こす最も強力なエンジンの一つです。AIを利用したテクノロジーは、科学に変革をもたらし、サステナビリティを高め、人間の能力を自動化し、正確で公平な意思決定を支援することで収益に大きく貢献しています。さらに、AIは、ゲノム医療、材料開発、不正行為の検出などの分野で因果関係を明らかにすることで、意思決定を大きく支援します。
一方、AIにとって、人が基本であることに変わりはありません。適切な課題設定、洞察や価値の認識には、人間の創造力によるフィードバックループが必要なのです。
富士通は、AIがお客様のビジネスや社会をどのように変えることができるか、その理解を深めるお手伝いをします。私たちは、現在および将来のニーズを満たすために設計されたお客様の組織において、AI変革を開始するための技術基盤の提供が可能です。
たとえば、インテリジェント・ドキュメント・プロセッシング(IDP)は、自然言語処理(NLP)と機械学習というAIの構成要素を活用し、非構造化文書からデータを抽出、処理、構造化して、ビジネスの洞察力を高めるために必要なすべての機能を提供します。
また、視覚データから実用的な洞察と価値を得たいと考えている企業向けに開発された、エンドツーエンドのモジュール式画像認識ソリューションFujitsu Computer Visionでは、小売店における顧客行動の分析による売り上げの最大化、セルフレジでの不正行為の検出を支援できます。製造業では、生産ラインでの欠陥の検出により、製品の品質向上に役立っています。また、公共空間での脅威を特定することで、安全性の向上にも貢献しています。
AIの主な応用領域
- 画像: 物体認識、物体検出、人物認識、車両認識、類似画像検索、行動分析、超解像、表情認識、画像異常検知、混雑検知、手書き文字認識
- 音声・音響処理: 音声明瞭化、話者識別、会話表示順最適化、環境音認識
- 自然言語: 文書翻訳、意味検索、チャットボット、FAQ検索、要約、候補選択、文章分類、固有名抽出、場所推定
- 数値・その他: 予測分析、データ異常検知、アノマリ検知、故障予兆検知、時系列データ分析、マッチング、リコメンド
AIが改善できるプロセスは無限大です。
AI 開発 – 今後の道のり
AIが社会に浸透していくには、倫理的な進歩と技術的な進歩が両方求められます。
倫理面では、AIが人々からもっと信頼される必要があり、公平性、説明責任、透明性が必要です。富士通は説明可能なAI(XAI)に取り組んでいます。説明可能なグラフAI「Deep Tensor」技術と組み合わせたグラフXAIは、機械学習における通常の「ブラックボックス」アプローチとは対照的に、人間がMachine Learningの推奨事項の理由を理解することができ、最終的にサービスの信頼性と採用率を高めることができます。
技術面では、富士通は構造化データに対して製品として使えるMachine Learningコードを自動生成するSapientML(Auto Machine Learning)にも取り組んでいます。SapientMLは、少ないデータと限られたリソースで、高品質のMachine Learningモデルを迅速に作成することを支援します。これにより、組織におけるAIの実運用への導入が加速されます。
富士通との連携により、AI PoC をより迅速かつ確実にビジネス価値に変換できます
AIプロジェクトはしばしば明確な結果を出せずにパイロット版で止まってしまうことがあります。
- 富士通は、エンドツーエンドのAIソリューションを展開できる数少ないベンダーであり、お客様と協力してAI PoCをより早く、より確実にビジネス価値に変換します。
- 富士通は、説明可能で人間中心のAIの必要性を認識して取り組んでいます。
- 富士通は、AI倫理に関する初のマルチステークホルダーフォーラム「AI4People」の創設メンバーです。AIコミットメントを掲げ、偏見や差別をなくすための倫理的AIの実用化に取り組み続けている理由もご紹介しています。
- 富士通は、最新の技術的進歩、価値を生み出すために必要なビジネスの洞察、社会に受け入れられ続ける AI モデルを構築するために必要な人間中心のビジョンを兼ね備えたAIパートナーです。